「巨大ロボットが好きな人にオススメする小説」

「ロボット」、「巨大ロボット」と言えば、SFジャンルを代表する要素の一つです。アニメや漫画には多くの巨大ロボットが登場し、その迫力や美しさは多くのファンを魅了してきました。そんな巨大ロボットがテーマとなった小説もあるのです。今回は、巨大ロボットが好きな人にオススメしたい小説を紹介します。

「サクラダリセット」海悠宇著

「サクラダリセット」は、電子の街「サクラダ」で起こる不思議な事件を描いた小説です。主人公の「宵山（よいやま）」や、彼女に力を貸す「能力者」の暮瀬菜月（くれせなつき）たちが、事件の真相を追い求める途中、巨大ロボット「グリフォン」が登場します。

登場人物の中には、「グリフォン」を操るための「符牒（ふうじょう）」を使える者もいます。彼らは、「グリフォン」を操るバトルにも挑戦します。小説の中で描かれる「グリフォン」の戦いは、完全にSF小説の世界そのものです。

「デミエルノグレア」は、大陸間の政治紛争が背景にあるファンタジー小説です。この作品の中では、巨大な飛行船が活躍します。この飛行船、名は「アウレオラ」。この「アウレオラ」は、恐竜がモデルとなっています。

しかも「アウレオラ」は、装備された「大砲」から放つ「魔力砲弾」で攻撃するという、まさに巨大ロボット的存在です。加えて、登場人物「見晴（みはらし）」が「アウレオラ」を操る「操作者」として登場します。読者は、彼がどのような戦いを繰り広げるのか、目を瞠るばかりでしょう。

「仮面ライダーSPIRITS」は、日本で人気の特撮ヒーロー「仮面ライダー」の外伝的な作品です。この小説では、仮面ライダーたちがロボットと戦う姿が描かれています。中でも、「仮面ライダーZX」を操る「山下航空」の戦いは、見所満載です。

「仮面ライダーZX」は、戦闘機「シルバーホーク」をモチーフに設計されたロボットです。空中戦に特化して作られているため、地上戦では不利なところもあります。しかし、そのスピードと機動力は、多くの読者を魅了すること間違いなしです。

以上、巨大ロボットが好きな人にオススメする小説を紹介してきました。どの作品も、日本に古くからある「ロボットもの」の良さが詰まっています。巨大ロボットの力強さや迫力を、小説で感じてみませんか。「ロボットアニメ」ではない、ちょっと変わった視点が楽しめる、そんな小説ばかりです。