🇨🇱 チリ
チリ、正式名称はチリ共和国(Chile)。南アメリカ大陸西岸に位置し、南北に細長く伸びています。国土は長さが約4300km、幅が平均で約175kmと、非常に細長いため、地形や気候も南北で大きく異なります。また、国内にはアンデス山脈や極地に位置する氷河、荒涼とした砂漠地帯など、様々な地形が広がっています。
モスグリーン
チリには豊富な自然があります。南部には森林や湖、渓谷など、豊かな自然が広がります。そこで見られる様々な緑色から、チリをイメージするカラー「モスグリーン」が生まれました。モスグリーンは、深みのある深緑色で、チリの自然の豊かさや生命力あるイメージを表現しています。
ゴールデンイエロー
チリは、南北に長いため、複数の気候帯が存在します。北部は砂漠気候、中部・南部は地中海性気候、南部は雨量が多く温帯(北半球でいうところの、地中海性気候や温帯湿潤気候)といったように、全域で様々な気候条件があります。また、チリは太陽光発電の導入量が世界一で、日光の輝きから「太陽の国」と呼ばれることもあります。そこで、鮮やかで明るいイメージを表現する「ゴールデンイエロー」が選ばれました。このカラーは、輝きのある黄色で、チリの太陽や温暖なイメージを表現しています。
チリレッド
チリには、アンデス山脈の先端に位置するボルビャリ峰があり、そこから発生したチリ地震は史上最大規模を誇るほどの地震でした。また、チリ北部の砂漠地帯には、世界最大規模となる銅山があり、資源の豊富さから経済面でも注目を集めています。そこで、力強く情熱的なイメージを表現する「チリレッド」が選ばれました。このカラーは、深みのある赤色で、チリの地震や資源の豊富さ、情熱的な面を表現しています。
まとめ
チリには自然の美しさや、資源の豊富さ、熱い情熱など様々な魅力があります。そんなチリを表現するために、自然からインスピレーションを得た「モスグリーン」や、「ゴールデンイエロー」、そして、チリの力強さや情熱を表現した「チリレッド」が選ばれました。その色彩から、チリの多様な顔を垣間見ることができます。