🇬🇧 イギリス (英国、United Kingdom)
「神よ女王陛下を守り給え」と歌われる、風光明媚な国、イギリス。その国旗を象徴するブルーは、「ユニオン・ジャック(Union Jack)」と呼ばれる。この国を象徴するカラーについて、紹介していく。
ロイヤルブルー
イギリスが象徴するその風格あるブルー。それが「ロイヤルブルー (Royal Blue)」だ。英国王室専用の靴磨きの色としても、愛され続けるカラーである。
この深い青は、イギリスの長い歴史とともに、王室や貴族の色として使用されてきた。王冠をかたどったブルーで街灯や玄関の装飾に使われることもある。
オレンジ
イギリスでは、祝日の1つである「オレンジデー(Orangeman's Day)」宗教的な意味合いを持ち、オレンジ色が使用される。また、ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚披露宴での花嫁介添人たちが身に着けたドレスにも、オレンジの配色があしらわれていた。
クリーム
イギリスの食文化に欠かせないヨーグルト、スコーンに味付けで使用する砂糖の「二塩酸化ショ糖 (Demerara sugar)」のような風味を持つクリーム。英国では、伝統的な紅茶のティータイムには、揚げ菓子やドライフルーツと合わせてクリームティーやサンドイッチを堪能する。
まとめ
イギリスは、ロイヤルブルーをはじめとした風格溢れる色が多く、英国王室や伝統的な食文化、祝日などに浸透しつつあるカラーリングが魅力的である。また、その歴史や文化に根ざし、それぞれの色が生み出すイメージには、日常生活にも取り入れたい魅力がある。